やり抜く力は生まれつきじゃない ― GRITと、成長し続ける脳 ―

「続けられないんです。」

体験に来られた方が、よくそうおっしゃいます。

・三日坊主になる
・途中でやめてしまう
・若いころより粘れない気がする

そして最後に、こう言います。

「私、意志が弱いんです。」

でも本当にそうでしょうか?

今日は、はっきりお伝えしたいことがあります。

やり抜く力は、生まれつきではありません。
そして、何歳からでも育てることができます。


GRIT(グリット)ってなに?

GRITとは、「やり抜く力」のこと。

この言葉を広めた心理学者が
アンジェラ・ダックワース です。

彼女はたくさんの研究の中で、

成功する人の共通点は
IQの高さよりも

情熱 × 粘り強さ

だと発表しました。

でも、ここで大事なのは――

GRITは“才能”ではない、ということ。


やり抜く力は、どこで生まれるの?

脳の中には、

・考える場所
・感情を感じる場所
・やる気を出す場所

があります。

やり抜く力に深く関わっているのは、
「前頭前野(ぜんとうぜんや)」という場所。

ここは、

・我慢する
・計画を立てる
・未来を考える

そんな働きをしています。

でもストレスが続くと、
この前頭前野は弱くなってしまいます。

すると、

「やっぱりやめよう」
「今日はいいや」

という回路が強くなってしまうのです。

つまり――

続かないのは、性格ではなく“脳の使い方”かもしれない。


脳は、使うほど育つ

シリーズ第1回でもお伝えしましたが、

脳には「可塑性(かそせい)」という力があります。

それは、

使う回路が強くなる力。

コツコツ続けると、
「続ける回路」が太くなります。

あきらめる回路ばかり使うと、
「あきらめる回路」が強くなります。

どちらも、脳の性質。

年齢は関係ありません。


小さな成功が、脳を変える

GRITを育てる方法は、とてもシンプルです。

・小さく始める
・できたことを感じる
・毎日少しだけ続ける

たとえば、

「1日1分、呼吸を整える」

これだけでも十分です。

「できた」という経験は、
脳のやる気回路(ドーパミン回路)を刺激します。

すると脳は、

「もう一回やってみようかな」

と思うようになります。

これが回路の成長です。


なぜ呼吸瞑想が役に立つの?

呼吸をゆっくり整えると、

・感情が落ち着き
・前頭前野が働きやすくなり
・衝動に流されにくくなります

つまり、

続けられる脳の土台が整うのです。

根性を強くするのではなく、
神経回路を整える。

だから無理がありません。


50代からでも、変わる

実際に通われている50代の男性は、

「どうせ続かない」と言っていました。

でも、

毎日する課題を決めて、
こつこつやり続けた結果、

半年後にはそれが当たり前になりました。

変わったのは才能ではありません。

脳の回路です。


まとめ

やり抜けない人、なのではありません。

まだ、
やり抜く回路を育てていないだけ。

脳は何歳からでも成長します。

小さな一歩が、
未来のあなたの脳をつくります。

今日、
たった1分でいい。

ゆっくり息をしてみませんか。

その呼吸が、
「続けられる脳」のはじまりかもしれません。 🌿

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