「力を抜いてくださいね」
そう言われても、
どう抜けばいいのかわからない。
呼吸をしても
ストレッチをしても
一瞬ゆるんだ気がして、また元に戻る。
実はそれ、
リラックスが下手なわけではありません。
そこには、自律神経の働きが深く関係しています。
体が勝手に力んでしまうのは「自動運転」のせい
私たちの体は、常に自律神経によって調整されています。
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交感神経:活動・緊張・がんばる
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副交感神経:休息・回復・ゆるむ
問題は、
がんばる状態が長く続きすぎること。
仕事、家事、人間関係、情報過多。
「気を張る」時間が積み重なると、
交感神経がオンのまま固定されてしまいます。
すると体は、
「緊張しているのが普通」
という状態を学習してしまうのです。
無意識の緊張は、こんな形で現れます
自覚がなくても、体は正直です。
✔ 何もしていないのに肩が上がっている
✔ 歯を食いしばっている
✔ お腹に力が入っている
✔ 呼吸が浅く、止まりやすい
✔ 横になっても、完全に休めない
これらはすべて、
自律神経が「守りモード」から抜けられていないサイン。
なぜ「安心しているはず」なのに、緊張が抜けないのか
頭では
「もう大丈夫」
「リラックスしよう」
と思っていても、
自律神経は
過去の経験や習慣をもとに反応します。
・忙しさが続いた
・我慢する時間が長かった
・常に先回りして考えてきた
こうした積み重ねがあると、
体は「まだ油断しない方がいい」と判断します。
つまり、
緊張は性格ではなく、環境への適応なのです。
緊張が抜けない人ほど、実は感受性が高い
無意識に力が抜けない方は、
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周りに気を配れる
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空気を読む
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責任感が強い
そんな資質を持っていることが多いもの。
体は、その優しさや真面目さを
緊張という形で引き受けてきただけなのです。
力を抜こうとしなくていい理由
ここで大切なのは、
「力を抜こう」としないこと。
なぜなら、
抜こうとするほど
脳は「何かしなきゃ」と緊張を強めてしまうから。
必要なのは、
副交感神経が自然に働ける環境をつくること。
今日からできる|緊張をほどく小さなスイッチ
とても簡単な方法です。
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背中かお腹に手を当てる
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吸うよりも「吐く」を意識
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吐くたびに、体の重さを感じる
ポイントは、
「変えようとしない」こと。
ただ感じているだけで、
自律神経は少しずつ切り替わっていきます。
まとめ|緊張は、ほどくタイミングを待っている
無意識の緊張は、
悪者ではありません。
あなたを守るために
長い間、働いてきた反応です。
安心できる空間と、
ゆっくりした呼吸、
やさしい動き。
それらがそろったとき、
体は自分から緊張を手放していきます。
・ひとりでホットする時間を持つ
・ゆっくり湯船につかる
・1日の終わり ベッドに横たわった時
深呼吸して眠りにつく
できることから やってみましょう!
よい一日を🍀
