冷えは「体」だけの問題ではありません 〜心・ホルモン・自律神経の深いつながり〜

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は冷えと心の状態、ホルモンや自律神経について(^^♪

「手足が冷たい」「お腹や腰が冷える」
そんな冷えの悩み、年齢のせいだと思っていませんか?

実は、冷えの背景には
心の状態・ホルモンバランス・自律神経の乱れが重なっていることがとても多いのです。


心が緊張すると、体は冷える

不安や焦り、我慢が続くと、体は無意識に緊張モードになります。
このとき優位になるのが「交感神経」。

交感神経が優位になると

  • 血管が収縮する

  • 血流が末端まで届きにくくなる

  • 手足や下腹部が冷えやすくなる

つまり、心の緊張が、そのまま冷えとして体に現れるのです。

「いつも考えごとをしている」
「リラックスの仕方がわからない」
そんな方ほど、冷えを感じやすい傾向があります。


ホルモンバランスと冷えの関係

40代以降は、女性も男性もホルモンの変化が大きくなります。

ホルモンは

  • 体温調節

  • 血流

  • 自律神経

と深く関係しています。

ストレス → 自律神経の乱れ → ホルモン分泌の乱れ
この流れが続くと、

✔ 手足の冷え
✔ のぼせと冷えが同時に起こる
✔ 眠りが浅い
✔ 気分が安定しない

といった症状が起こりやすくなります。


自律神経を整える鍵は「意識的にゆるめること」

冷え対策というと
「温める」「動かす」ことばかりに目が向きがちですが、
一番大切なのは“ゆるむ時間”を作ることです。

特におすすめなのが、
下腹(丹田)を意識した呼吸。

  • ゆっくり吐く

  • 下腹が温かくなるのを感じる

  • 肩や首の力を抜く

これだけで、
副交感神経が働きやすくなり、
血流・ホルモンのリズムが整いやすくなります。


冷えは「体からのメッセージ」

冷えは、体が出している
「がんばりすぎていますよ」
「少し立ち止まってほしい」というサイン。

無理に何かを足すより、
力を抜く習慣を少しずつ取り戻すことが、
結果的にいちばんの冷え対策になります。

呼吸ややさしい動き、静かな瞑想の時間は、
体だけでなく、心・ホルモン・自律神経を同時に整えてくれます。

「温める」よりも「整える」
そんな視点で、冷えと向き合ってみてください。

イルチブレインヨガ京橋スタジオ

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