「布団に入っても、頭が冴えている」
「眠っているはずなのに、朝から疲れている」
「夜中に何度も目が覚める」
こうした睡眠の悩みを抱えている方は、とても多いです。
そして多くの方が、
「夜の過ごし方」
「寝る前のスマホ」
「枕やマットレス」
に原因を探そうとします。
もちろん、それも大切です。
でも実は、もっと根っこにあるものがあります。
それが、「日中にため込んだ“緊張」です。
眠りは「オフ」ではなく、「切り替え」
私たちは、
スイッチを切るように
パッと眠れるわけではありません。
眠りとは、
活動モードから回復モードへ
ゆっくり切り替わるプロセスです。
この切り替えを担っているのが、
自律神経の中の
副交感神経。
ところが、体や脳に緊張が残っていると、
この切り替えがうまくいきません。
緊張が残ったままの体は、眠りに入れない
日中ずっと、
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気を張っている
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考え続けている
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無意識に力が入っている
そんな状態が続くと、
体は「まだ安全ではない」と判断します。
すると夜になっても、
脳と神経は
完全には休もうとしません。
その結果、
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寝つきが悪い
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眠りが浅い
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夢ばかり見る
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途中で目が覚める
といった状態が起きやすくなります。
深い眠りに必要なのは、「安心」
深い眠りに入るために
一番必要なのは、
安心して力を抜ける状態です。
それは、
「がんばらなくていい」
「もう動かなくていい」
と体が感じている状態。
緊張がほどけると、
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呼吸が自然に深くなる
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心拍がゆっくりになる
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内臓の働きが回復する
という変化が起きます。
これが、
眠りの質を決める土台になります。
眠りを変えたいなら、夜より先に整えること
睡眠の質を上げたいとき、
「夜に何をするか」よりも
大切なことがあります。
それは、
日中にどれだけ緊張を下ろせているか。
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ずっと歯を食いしばっていないか
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肩に力が入ったままになっていないか
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呼吸を止めるクセがついていないか
こうした小さな緊張が、
夜まで持ち越されていることが
とても多いのです。
眠りにつながる、1分の整え方
今夜のために、
今できることがあります。
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座ったまま、足の裏を感じる
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肩を少しすくめて、ストンと落とす
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息を吐くほうを、ほんの少し長めに
「眠ろう」としなくて大丈夫です。
緊張が1段階ゆるむ
それだけで、
眠りへの扉は開き始めます。
まとめ|眠れないのは、あなたのせいではない
眠れない夜があると、
「自分はダメだな」
と責めてしまう方もいます。
でも、
眠れないのは
体がまだ一生懸命
あなたを守ろうとしているだけ。
緊張がほどけるほど、
眠りは深くなります。
眠りは、
努力で手に入れるものではなく、
安心の延長線上にあるもの。
日中の体と呼吸をやさしく整えることが、
いちばん自然な
睡眠への近道です。

